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寝たいのにしてしまう夜更かしの心理

お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。

今回は夜更かしについてのお話をしたいと思います。
今回は「ベッドに入ったのになかなか寝付けない」といった夜更かしではなく、
眠くて寝た方が良いのはわかってるのについつい「スマホを触ってしまう」、「本を読んでしまう」、「少しでも勉強しようとして・・・。」といったしなくてもいい娯楽や頭に入らない勉強生産性の悪い作業で就寝時間が遅くなるタイプの夜更かしを取り扱いたいと思います。

いわゆる、リベンジ夜更かし
です。(笑)
例え勉強等であっても大して頭に入らないし、翌日は睡眠不足でしんどい思いをしてしまうのであまりいいことではありません。
そんなことは重々わかっているのにしてしまうのがリベンジ夜更かしですよね。

なぜリベンジ夜更かしをしてしまうのか

海外のアンケート調査によると、日中に我慢したことが多かったり、できなかったが多かったりすると夜更かししてしまうことが多く、特に夕方以降に我慢したことが多いほど夜更かしした割合は多くなる結果となったそうです。
自制心や意思決定に脳を使えば使うほど、脳が疲労してだんだん自制心や意思が弱くなると言われているので理にかなっているように思います。

意思が弱いからなのか??

そう考えると、「意思が強ければ夜更かししないのか?」というと、そうでもないようです。
こちらも海外の研究ですが、自制心が高い人ほど夜更かしをしなかったという結果の研究報告と自制心が高い人ほど夜更かしをしていたという結果の研究報告があり、専門家の意見としても現状、因果関係を決定づけられていないそうです。
実際、勉強や、やり残したことを睡眠を削ってでもやろうとするのは、意思が弱いとは思えませんよね。
一方で「今日できなかった」という不安感や、「自分で決めた自分との約束を裏切りたくない」という正義感から、ちょっとでも手をつけることで安心ができるといった場合もあると思います。
そのような場合も意思の強弱とは別の要因のように思えます。
リベンジ夜更かしをしてしまうから意思が弱いと悲観的になる必要はないようです。

※不安感が強すぎる場合は強迫性障害の疑いがある場合もあります。

リベンジの夜更かしからの脱出

いくらか提案されている対処法を紹介しておきます。

・睡眠不足のデメリットをしっかり理解する
・日中は少しでもやりたいことを我慢しないでやる
・やり残しても明日の自分を信じて寝てしまう
・睡眠外来の受信


個人的には明日の自分を信じて寝るのがよかったです。(笑)

睡眠不足のデメリットをしっかり理解する

睡眠不足のデメリットはたくさんあります。そういった知識をしっかり知ることで睡眠時間を削るのはやめようという方法です。
睡眠不足のデメリットをいくつか紹介しておきます。

・生活習慣病(肥満、高血圧、糖尿病)、心疾患、ガンのリスク
・免疫力の低下
・集中力・注意力・生産性の低下
・情緒の不安定、精神疾患(鬱病)のリスク

といったことが挙げられます。逆を考えると十分な睡眠時間を確保できれば、上記が改善するということでもあります。睡眠不足のデメリットは少しネットで検索するだけでも大量に記事がヒットしますし書籍もたくさん存在します。そのくらい睡眠の重要性は広く理解されているということです。

日中はやりたいことを少しでも我慢しないでやる

夜更かしをする傾向として日中我慢したことが多いということがありました。
だとすると、日中に我慢しないでやってしまうという方法です。
ですが、我慢したりできなかったりしたということは、そんなに時間を割けられない環境にあったはずです。しっかりでなくとも欲求を少しでも満たすという考えで「5分だけ〇〇〇をやってみる」など短時間でも欲求に従ってみるとリベンジ夜更かしをせずに済むかもしれません。

やり残しても明日の自分を信じて寝てしまう

「今日やると決めていたのにできてない!」といったケースに有効な手段です。
勉強や資料作成、家計簿、ブログ・日記、読書などの少し手間がかかり先送りになりがちなモノに多いと思います。
眠い状態では頭にも入らないしミスも多く作業も遅いのが通常です。そんな時は「明日早く起きてやろう」といったように勇気を出して寝てしまうという方法です。その方が頭も冴えて効率が良いのは言うまでもありせん。
ですが「結局明日もやらないんじゃないの!?」と明日の自分に不安になりますよね。
実は、やれなくてもいいんです。これがとても重要です。
「じゃあダメじゃん」と思うかもしれませんが、朝早く起きれなかったとしても、充分に睡眠がとれた状態だと日常生活や仕事での生産性が上がり精神的にも安定するので1日の中で時間を作れるようになる可能性が非常に高くなります。1日や2日では実感できないかもしれませんが、1週間、1ヶ月と時間が経つほど効果を実感できるはずです。翌日にやらなかったとしても、長い目でみると睡眠を確保しておくことで巻き返しが可能です。
そもそも本当に緊急度や優先度が高いことなら、日中に何とか時間を作って着手しているはずです。
翌日やらなくても後から挽回できるくらいの気持ちの方が意外と着手できたりするものですから。(笑)

睡眠外来の受診

最後に紹介にしたいのは睡眠外来の受診検討することです。
1人で悩んでいるより実際に医師に相談する方が早い可能性があります。慢性的な不眠症になっている可能性もありますし、相手は睡眠に悩んでいる様々な相談者と対峙しているプロです。自分に合った治療法を提示してもらえるはずです。睡眠は身体的にも精神的にもとても重要です。軽視しないで向き合われることをお勧めします。

おわりに

今回リベンジ夜更かしについて取り上げさせていただきました。
いくつか対処法も記載しましたので、悩まれている人は是非お試しを。
とりあえず今日は勇気を出して早めに寝てみませんか。
それでは。

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