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「大丈夫です!」という人を見かけたら・・・。

お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。
秋になっていよいよ寒くもなってきましたね。体調を崩さないように気を付けてくださいね。
メンタルは自分で気づかなくても疲れてしまっていることもあるので注意が必要です。
また、自分は大丈夫でも、近くにしんどそうな人がいたら声をかけてあげてくださいね。

そんな今回は、しんどそうな人への声掛けについて記載したいと思います。

疲れてる人ほど・・・、

心身が少し疲れている人を見かけたら、是非声を掛けてください。と、今までも投稿してきました。
声掛けには、自分から人に頼れない人が相談出来たり、相談しやすい空気感を作るという効果があります。
これだけでも充分効果がありますし、職場では特に重要です。
ですが、声を掛けても「大丈夫です!」と返されると何もできない!ということもあるのではないでしょうか。
そして「大丈夫です!」と答えていた人ほど、数日後に体を壊してしまったり、メンタルダウンしてしまう、ということは少なくありません。
そもそも「大丈夫?」と声を掛けられた時点で、周囲からは元気には見えていない状況です。

約束をするのが大事

「休んだらどう?」、「大丈夫?」、「カウンセリングを受けてみたら?」と声を掛けても、「大丈夫です」と答える人は少なくありません。ご自身でも他の人には言えるのに、自分だと頑張ってしまう人もいるはずです。
「休むと周囲に迷惑をかける」、「メンタルが弱いと思われたくない」、「みんなは大丈夫なのに自分だけ…」など、様々な想いがあって「大丈夫です。」と答えているはずです。
まずは、
・あなたのことが心配
・迷惑でもなければ評価が下がるわけでもない

といったことをしっかり伝えた上で、
「次○○だったら、△△してみようか。」
と、本人と約束を交わすことが大切です。
例えば、
「次、ミスがあったら、心配だから休んでみようか。」
「次、残業時間が2hを超えたら、心配だから業務量を一緒に見直そうか。」
「次、遅刻しそうになったら、心配だからカウンセリングを受けてみようか。」

といったように条件付けを約束することで、条件を満たしてしまったときの行動に対して本人も納得感があります。
特に上司から部下へ先輩から後輩へ、といった上下関係がある場合はより効果的です。
「上司との約束だから仕方なく」というように「自分本位ではないですよ」と思えることも休日申請や、カウンセリング相談への心理的なハードルを下げてくれます。

おわりに

頑張っている人は声を掛けてもらっても、ついつい「大丈夫です。」と言いがちです。ですが、周囲から正常に見えないということですから、疲れている場合がほとんどです。
条件付けの約束は自分に対しても有効です。
「次、報告書にミスがあったときは、少し休むようにしますね。」と、誰かに伝えておくだけでも休みを取りやすくなったりするものです。是非試してみてください。そして周囲の人にも積極的に声を掛けてあげてくださいね。
自分が疲れた時は気軽にご相談下さい。それでは。

■ご予約はこちら
https://stay-therapy.com/wp/reserve/

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