お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。
今回は失敗した時や嫌な出来事があったときにやってしまいがちな対処法について記載したいと思います。
これらは悪いわけではないのですが、以下に紹介する対処法はあまり効果が無いことがほとんどです。
やりがちな対処
・問題を小さくする
「たいしたことないさ」、「何でもない、小さいことだ」と考えて乗り切ろうとる思考です。
小さい問題だと捉え直しても、何だかモヤモヤが収らないことがほとんどではないでしょうか。
・分析
「あれは○○に違いない」、「自分の問題は分かっている。××なんだ。」と考える思考です。
なんだか自分の理性に言い聞かせているようで納得できないのではないでしょうか。
・感情に立ち向かう
「無視しよう。怒っても無駄だ」、「もう落ち込まないぞ!」と考える思考です。
感情を押し殺して自分の感性に訴えかけているようです。分析同様に納得感がないのでは。
・自分に説教する
「しっかりしろ!つまらないことで動揺するな」と自分を叱り鼓舞する思考です。
自分にプレッシャーがかかると同時に今の自分を否定してしんどくなりそうです。
・感情に溺れる
「自分がバカだったんだ。もう、最悪だ…。」と折り合いをつけようとする思考です。
完全な自己否定です。無理に折り合いをつけても気分は最低です。
客観的に上記を眺めてみるとどれも有効的とはいえないと思います。
ですが実際のところ、けっこうやりがちではないですか。
稀に上記のような対処で乗り切れることもありますし、人によっては有効な人もいます。
しかし、効果は薄いですよね。
大事な価値観を探してみる
無理に折り合いをつけようとしたり、考えないようにしても、モヤモヤするし納得感がありません。
頭でわかってても、心が納得していないのではないでしょうか。
それは、その失敗や出来事に対して自分の大切な価値観や想いが脅かされたと感じているのかもしれません。
「なぜ、そんなに不快になっているんだろう」と少し客観的に考えてみることが大切です。
その感情や感覚を十分に味わって、「過去に同じような感覚になったことはあっただろうか」と振り返ってみてもいいかもしれません。
ただ、ぼうっと感情を味わっているだけでも別の感情を表す言葉が下りてくることもあります。
身を任せてみるもの良いかもしれません。
おわりに
失敗や嫌な出来事に対して意外とやりがちな思考について記載しました。
その状況を変化させようとするのではなく、その状況や感情に寄り添う方が意外と好転することがあります。もし、やりがちな思考に陥ってしまったら少しアプローチを変えてみてください。それでは。
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