お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。
今回は自分の行動を変えたい時に役立つセルフワークの紹介です。
このセルフワークはNLPという心理療法の一部になります。
自己啓発本をいくつか読んでみると似た様なワークシートや質問が並んでいます。
それらのほとんどがNLPの中で紹介されていたり、アレンジしたものだったりします。
今回はその一部を紹介するので、興味のある人は取り組んでみてください。
NLPとは
NLPは、当時天才と言われた3人のセラピスト、心理療法家のカウンセリングを研究することから始まります。3人に共通する言葉づかいや行動パターンを分析し「効果的なコミュニケーション」、「個人の変容」などについて簡潔にモデル化したものです。
なので、コミュニケーションをスムーズにするだけでなく、「個人の変容」すなわち「できなかったこと(しなかったこと)をできるようにする」というテクニックが含まれます。
現在の状態を把握する
まず何か行動を変えようとする前に「現在の状態」と「目標とする状態」を比較します。
両者を考えた時に、一致する場合があります。この場合は当たり前ですが、この時点で終了です。
両者が不一致なら目標に近づくための行動の検討を繰り返していくというのが、基本的な進め方です。
この時大切なことは、目標がある、すなわち「自分なりの成功の形」があるということでもある。
そうすると、「現状は失敗している」、「今までは失敗していた」と捉えがちですが、NLPでは失敗という概念がありません。「『この方法では成功しないことがわかった』という結果を得た」と捉えます。こうした捉え方から「NLPに失敗はない。ただ結果があるだけ」と考えられています。
変容を起こすためには…
変容を起こすためには次の3つが大事だと言われています。
・明確な目標を持つ
・目標に近づいているか感じ取る
・達成まで柔軟に対応できる
これら3つが適切にできていた時に目標は達成され、変容が起こると言われてます。
以下に、それぞれの実現に役立つセルフワークを記載します。
明確な目標
明確な目標を持つためには下記のような項目をチェックしておくことが推奨されています。
・自分が実現したいことは何か、具体的になっているか?
いつまでに、誰と、何を、どれだけ、どのように、が明確になっているか?
・人生で最終的に手に入れたいものは何か?
・最終的に手に入れたいものと、今目指している目標(ゴール)はつながっているか?
・ゴールに向けて思考・感情・行動が一致しているか?
・ゴールを思い浮かべるとワクワクするか?
目標に近づいているか感じ取る
近づいているのか、そうでないのか評価するためには、下記の項目を考えてみてください。
・仕事、人間関係、家足はどれだけ周りの人に伝わっているか?
・自分自身に関する満足な点、不満足な点は何か?
・自分の思考と感情と行動がどれだけ一致しているか?
・周囲の人や起きた結果から、評価・反応などフィードバックを受け取っているか?
必要に応じて確認してみてください。ゴールに近づいているのか、別の方法を試す必要があるのか検討するのに役に立ちます。
達成まで柔軟に対応できる
達成するためには、様々な手段、ルート、方法、道具があります。その中の一つに固執してしまっている場合があります。広い視野で行動の幅を持って取り組んでいくことが大切です。別の方法を検討する際には下記を考えてみてください。
・生まれてきてから今まで全ての成功体験
・失敗体験(失敗を成功に近づくための材料と捉えなおすこと)
・モデルとなる人物や未来の成功イメージ
・人的ネットワーク
これを再度確認してみると何か別のやり方が見つかるかもしれません。
おわりに
NLPに関するセルフワークを紹介しましたが、自己啓発本に記載されているものと似ていませんか。
こうした側面からNLPはビジネスに役立つスキルとして捉えられていたりもします。
行動変容は【現状+適切なリソース=ゴールの実現】でもたらされるとされています。
興味ある人はセルフワークを活用してみてください。それでは。
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