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本当に「いつも」ですか?

お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。
今回は「例外探し」について記載したいと思います。
これは心理療法の一つ、解決思考アプローチで用いられる技法です。
前回の投稿で、例として相談者には
「自分はいっつもダメなんです。」
「何をやってもダメなんです。」
「これまでもずうっとダメだったんです。」
などの発言が少なくないと記載しました。※前回の記事はこちら
こういった場合に効果的な手法です。上手くいかないことがあったり、やめたい習慣があるときに有効です。セルフワークとしても活用できるので、興味のある人はトライしてみてください。

「いつも」はない

現状に変化を起こしたい人は、「いつもやめられない」、「いつも上手くいかない」など、いつも、ずうっと、絶対、一度もない、といった言葉を使いやすい傾向があります。
ですが、実際にはいつもなんてことはありません。
「いつも朝起きるのが辛いです。」という人でも、これまでの人生で気持ちよく起床できた日が数日はあります。
「飲みに行った後はいつもラーメンを食べてしまいます。」という人にも食べなかった日があります。
といったように、「100%、または0%○○だ」なんてことは、実際的にはないのがほとんどです。

何が違ったのか

いつも違うことをした、すなわち、例外的な行動をした日が見つかればこっちのものです。
そして、例外の日は普段とどんな違いがあったのかを探していきます。
セルフワークの場合は間違い探しのように楽しくやるのがポイントです!
例えば、朝の起床が辛い人が、すっきり起床できた日は、「前日寝る前に翌日のやることを考えていた」であったり、「楽しみにしてたパンが朝食だった」など、何かしら違いが見つかります。
この時、普段との違いがすぐに見つからない場合がほとんどです。そんなときは、例外の日をできる限り思い出して起床から就寝まで一日を振り返るくらいの気持ちで違いを探してみてください。
例外の日が複数ある時は別の日を検討しみてください。

違いが見つかったら、とにかく実行

違いが見つかったらとにかくやってみることが大切です。そしてやったことが上手くいったら徹底的にソレをやり続けるのです。上手くいかなくなるまで自分にとっていいことは徹底的に継続します。
習慣化できてしまうとこっちのものです(笑)
そして上手くいかなくなったら、また別のことを探して実行していくのです。
これを繰り返していくと意外と何もしなくてもできるようになってきたりします。

おわりに

何か自分が1、0で物事を考えているときは例外を探してみると意外と見つかるものです。
そして現状変化を求めている場合は、さらに普段と何が違ったのかを見つけて、ただそれを実行してみるだけです。セルフワークとしても活用できますので是非トライしてみてください。それでは。

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