お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。
昨日、サイクリングについての投稿しましたが、なんと本日はサイクリングの日なんだそうです。
サイクリング協会の認可がおりたのが、5/22なんだとか。
なので、今日は大学時代に行った自転車旅行での出来事について記載したいと思います。
自転車旅行は九州の大分から始まり、熊本→福岡→本州という流れで進んでいました。
九州から神戸までは友人と一緒に進んでおり、神戸~東京は一人で進みました。
そんな中、本州に入ったばかりとき、友人とフラフラになりながら、何とか探せた安い宿での出来事です。
その宿はありがたいことに大浴場があってサウナが完備されていました。
サウナが好きな自分は早速サウナに入りました。
すると既におじいさんが入っており、話しかけられました。
おじいさん「兄ちゃん、何してる人?」
自分「大学生です。」
おじいさん「どこから来たん?」
自分「東京からきました。今九州から自転車旅行してるところです。」
おじいさん「楽しいことしてるなあ。ええことやなあ。ええ経験になってるやろう。」
自分「ありがとうございます。そうですね。でも、ホントは勉強やったり将来につながることやらないと、
と思っているんですけどねえ。親に大学まで通わせてもらってるんで。」
おじいさん「大丈夫や、何かやってたら絶対大丈夫や。何もやってなかったらあかん。
兄ちゃん何かやってるから絶対大丈夫やぞ。」
と言っておじいさんはそのままサウナを出ていきました。
そう言われて自分は茫然としていました。そしてすごくうれしい気分になりました。
というのも自分は浪人してまで大学受検に失敗し、何とか挽回したいという気持ちで大学に通っていましたが、本命の学科でもなかったので、やりたいこともわからず、何とかしなきゃという想いで自転車旅行していました。
自分探しというやつです。(笑) 同時に、少し現実から逃げているような後ろめたさもあったのです。
そんなときに言われた「何かやってたら大丈夫」この一言で自分は認めてもらえたような気分で救われました。
どこの誰かもわからないおじいさんでしたが、あれから自分の中では不安なことがあると「何かやってたら大丈夫」と唱えています。
ちょっとした出来事でしたが、自分の中では今でも強烈に印象に残っている出来事です。
他にも自転車旅行では色んな出来事があったので、またの機会に投稿しようと思います。
それでは。
この記事へのコメントはありません。