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「始めたい」VS「やめたい」どっちが難しい?

お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。

今回は行動の変化について記事にしたいと思います。
最近は習慣の重要性が認知されてきて、ある行動を継続することのメリットやデメリットについて考える人も多くなっているように思います。「習慣」がタイトルに入っている書籍もたくさん見かけます。

継続についてよくあるお悩みは

・○○を始めたいんだけどできない
・△△をやめたいんだけどできない


の2つです。
何かを始めるのとやめるのではどちらが難しいのでしょうか。

やめる方が難しい

始める対象とやめる対象によってケースバイケースではありますが、自分は「やめる」ことの方が難しいと考えています。
というのも、始める行為は行動を起こすということですが、やめる行為は一度習慣化した行動を断ち切るということだからです。

一度習慣化した行動は無意識のうちに行ってしまいます。習慣は味方にすれば頼もしいのですが、敵となれば厄介です。


始めることはやめること

「何かを始める」ことには「やめる」ことを含む場合がほとんどです。

例えば読書習慣を始めたいと考えた場合、読書する時間を確保する必要があります。
帰宅後、特に何もしていない時間や通勤中を活用すれば論理の上では確保可能です。

ですが、何もしていない時間や通勤中は本当に何もしていませんか?
スマホでSNSを確認したりネットサーフィンをしたり。ぼうっとTVを眺めたり、動画を閲覧したりと私達の1日は習慣化された行動で埋め尽くされています。

こうした習慣化された行動は無意識に行ってしまうのでやめるのが難しいのです。
特にSNSやネットの情報は、履歴からAIが分析したあなたに興味のあるものばかりです。
こうなるとちょっとのつもりが・・・。なんてことも少なくありません。

やめるために別の行動する

何かを始めるためには、習慣化された行動をやめる必要があります。
やめるための対策として、トリガーとなる行為を避けるという方法があります。
例えば、「痩せたいのに、コンビニに立ち寄るとスイーツを買って食べてしまう。」という悩みの場合、コンビニに立ち寄ることがトリガーですから「スイーツを買うのをやめるよりも、そもそもコンビニがある道を避けて別の道を通る」という選択をする方法です。
帰宅後、読書のためにスマホの閲覧をやめたいといった場合は、「家に入るまでにスマホの電源を切って読書が終わるまで起動しない」等が対策に挙げられます。
すなわち、やめるために別の行動を始めるということです。

おわりに

ここまで読んでもらうとお分かりかと思いますが、「始めること」と「やめる」ことでは「やめる」ことの方が難しいように感じています。
と言いつつも本来、人の感じ方ですから比べることはできませんし、「始めることへの強烈なトラウマ体験」や「依存症的な行動をやめたい」場合などではどちらとは結論づけれないと思います。
今回の記事はエンタメとして楽しんでいただければ幸いです。
それでは。

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