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コミュニケーションについての意識調査

お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。
GWも終わりいかがでお過ごしでしょうか。
5月病という言葉ありますが、新社会人の人や4月に環境が変わった人は一般的に6、7月頃に見られると言われています。

5月病とは

5月病は病名で言うと「適応障害」と診断されることが多く見られます。
適応障害は環境変化によって、ストレスがかかり始めて3ヶ月以内に症状が見受けられるというのが通常です。
ですので、4月に環境が変わった人は5月後半や7月頃に欠けて起こり症状が出始めることが多いのです。
特に、作業内容の変化も原因の一つではありますが、人間関係の変化による、慣れないコミュニケーションも大きな影響の一つです。
まだ親しくない人とのやり取りはもちろん、そのコミュニティ内での常識や独特の言い回しなど、暗にニュアンスを読み取らないといけない場面も多く意図を汲み取るのも一苦労です。
こうした慣れない環境ではコミュニケーション上の緊張が解けずに、知らずしらずのうちにストレスを抱え込んでしまいます。その結果、焦燥感や不安感、気だるさなどの症状が見られるのが、5月病や燃え尽き症候群、適応障害だとされています。

コミュニケーションの意識調査

エン・ジャパン株式会社が2020年に行った、職場上のコミュニケーションについてのアンケート調査によると
「コミュニケーションがうまく取れるかどうかは、仕事に影響すると思いますか。」
という質問については「思う」80%「どちらかと言えば思う」18%という結果でした。
9割以上の人がコミュニケーションの重要性を実感しているようです。
ですが、
「現在の職場でコミュニケーションはうまく取れていると思いますか。」
という質問では、「思う」27%「どちらかと言えば思う」51%「どちらかと言えば思わない」17%という結果でした。

出典:「職場でのコミュニケション」意識調査ー『エン派遣』ユーザーアンケート

コミュニケーションの重要性は理解しているが、自信を持てる人は少ないようです。

コミュニケーションの難しさ

コミュニケーションに自信が持てない要因の一つには、自分の感覚だけではないからです。

自分はできていると思っていても、相手がどう思っているかわからない。

といった、相手の意図が見えなかったり、自分の意図が100%伝わっているかわからないというのが大きいと思います。

相手の価値観は

言葉は表面上のモノです。相手はどんな価値観を大事にしている人でしょうか。
「相手が何を大事にしている人なのか」を少しでも時間を取って考えてみてください。
少しの意識するだけで変わってきます。主観が入ってもいいのです。相手の価値観を知ろうとする意識が大切です。
「何を大事にしているか」がわかると発している言葉の背景がわかってきます。
言葉の背景がわかると今まで納得できなかったことも納得できることがあります。
「自分と大事にしているものが違う」ことを受け入れることで、自分と対立するために言っているわけではないと思えることもありますし、自分の意図を伝える際にも言葉選びが変わってきます。

おわりに

コミュニケーションではお互いの価値観を共有し合うことが大切です。
言葉だけでは伝わらないニュアンスを感じ取るためには必要不可欠です。

世の中にはたくさん、コミュニケーション上のテクニックを紹介する情報が溢れています。
それは間違いではないですし、参考にできる部分もあると思います。
そんなテクニックも、根底に価値観をわかり合おうとする気持ちがあってこそ成り立つことだと考えいます。
相手の価値観だけでなく、「自分が大事にしている価値観」も意識できているかも重要です。
自分の価値観を知ることで、伝え方も違ってくるはずです。
お互いの価値観がどんなものなのかを、少し意識するだけで変わってきますので、是非実践してみてください。
それでは。

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