お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。
今回は夏真っ盛りといった状況ですが、体調は崩されていないでしょうか。
引き続き感染症にもお気を付けください。
今回はストレスコーピングについて記事にしたいと思います。
前後編に分けて記載します。
コーピングはストレスへの対処法という意味です。
現代人は普通に生きているだけでストレスにさらされていると言われています。
そんなストレスフルな状況では、どれだけうまくストレスに対処できているかが重要になってきます。
ストレスの数値化
イヤな出来事があると落ち込んだり、腹が立ったり、納得がいかずモヤモヤしたりと疲れてしまいます。そんな出来事で溜まったストレスの強度は何点でしょうか?
これはスケーリングという心理テクニックでカウンセリング技法としても用いられています。
今までで一番辛かったとき(出来事)を仮に0点としたとき、今回は何点になるか考えてみるというものです。
海外では0~10点で考えることが主流ですが、日本においては0~100点で考える方がしっくりくる人も多いようです。また、点数でなくてもパーセンテージ(%)で考えてもOKです。
要は今の辛さやキツさを数値化してみることが重要です。
数値化することで、キツさから距離を取れたり、客観的になれたりします。
「あの時に比べたら今なんて」
「あの時乗り越えられたんだから」
と数値するだけでも楽になることがあります。
頭で考えるよりも見える形で!
数値化は頭の中でも容易にできますが、実際に紙に書き出したり、PCやスマホなどに目に見える形で残す方が効果的です。
目で見ることでより客観的に観察できるからです。そうすると何故以前と数値が違うかなど、冷静に考えることもできます。「もしかしたら気にしすぎかも・・・?」といったことになるかもしれません。
一日のストレスは沢山の出来事で成り立っている
ストレスを数値化していくと、出来事の点数よりも、疲労感や抑うつ感があることがあります。
そんな時は、その日どんな出来事があったか振り返ってみてください。
忘れていただけで意外と小さなストレスとなる出来事が色々と起こっていたことに気づきます。
何回か数値化してみると・・・
1日だけでなく、複数日に渡ってストレスを数値化してみると、どういった出来事が自分にとってストレスになるのか、だんだんと傾向が見えてきます。そうすると回避する方法も検討できるようになります。
おわりに
ストレスの感じ方は人によって違います。また、感覚なので実際には数値化はすることはできません。ですが、仮に数値化してみることでストレスと距離を置き冷静になれることがあります。
是非試してみてください。
次回後編は対処方法についてです。それでは。
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