お疲れ様です。お立ちよりありがとうございます。
悩みについての統計データ調べる機会がありましたので、今回はそちらについて記載したいと思います。調べた統計調査は2017-2018年の産業カウンセラー協会が所有する相談室と無料電話相談の「働く人の悩みホットライン」の利用状況によるものです。
(出典:2017年度「働く人からの悩み相談」統計結果https://www.counselor.or.jp/Portals/0/pdf/2.2017kekkashiryo.pdfより)
多い悩みは?
相談室の利用で一番多かった相談は「自分自身のこと」についてでした。
その次に多かったのは「職場のこと」についてという結果でした。
しかし、これが電話相談だと、一番多いのが「職場のこと」その次が「自分自身のこと」になります。
対面相談と電話相談で多い相談件数の1位と2位が入れ替わるという結果でした。
対面と通話の違い
他にも対面と通話で違いがあります。
それは相談の内容です。
対面において「職場のこと」に関する内容は
男性では「仕事のこと」が一番多く、次いで「人間関係」でした。
一方女性では「人間関係」が一番多く、次いで「仕事のこと」でした。
「自分のこと」に関する相談内容でも、対面、通話共に1番多いのは「生き方」についてでしたが、
通話の場合はダントツの件数でした。
対面よりも通話の方が、「人間関係」や「生き方」については話やすいのかもしれません。
30-40代に多い悩み
一般的に30代、40代の現代人に多いと言われる悩みもいくつか紹介しておきます。
【30代】
・今の仕事を続けていくのか
・このままでいいのか不安
・人生が楽しくない
・同僚との差
・部下の育成
というように、これからの生き方について考えることが多いようです。
仕事に面では部下ができたり、役職がついたりと立場による悩みも多くなる時期です。
【40代】
時代の変化についていけない
親の介護が気になる
能力・個性・資格が生かせない
マネジメントの仕方
やりがいがない
出世競争が不安
管理職に就くか迷う
40代では家庭のこともあるが、まだまだ仕事の悩みも多いようです。
まだまだ現場でプレーヤーとして働きたい人もいるようです。
一般的に昇進はめでたいことですが、部下のマネジメントや責任などが負担になる人も少なくありません。また、ある程度慣れて、所属組織での立ち振る舞いもわかってくるとやりがいを持てなくなる人もいるようです。
おわりに
今回は統計データや、一般に多い悩みを紹介しました。
ですが、同じ相談内容でも悩んでいることは人によって全て違います。周りに悩んでいる人がいたら一般的なアドバイスや自分の体験談に基づく解決策を提示するのではなく、しっかり相談に乗ってその人がどの部分でどのように悩んでいるのか聴いてあげることが大切です。悩みを解決できなくても、話を聴くだけで、その人の気持ちを楽にすることがあります。まずは声掛けから始めてはみては。それでは。
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