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睡眠時の歯ぎしりを緩和するアロマとは?

お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。

今回は久しぶりにアロマの研究報告を記事にしたいと思います。
アロマは睡眠の質を上げると言われています。
実際、生活で活用されている人は睡眠効果を期待して夜寝る前に利用している人も多いはず。

今回取り扱うのは睡眠障害でも、歯ぎしりの緩和についてご紹介します。

歯を食いしばることの危険性

睡眠中に関わらず、歯を食いしばる癖はそもそも良い習慣とは言えません。
放置しておくと鬱病や自律神経失調症を促すと言われています。
その他、頭痛や肩こりを引き起こすの原因になります。

もし、自分がいつの間にか食いしばる癖があるなら意識的に歯を離すことも重要です。
口を閉じて楽にした時、歯はついていますか。
ついている人は、無意識にストレスがかかっている可能性があります。
食いしばる原因も、そもそもがストレスだと考えられています。

睡眠時は

睡眠中の歯ぎしりは医療的には睡眠時ブラキシズムという名称で呼ばれています。
これは睡眠を浅くしたり、顎や歯に負担をかけてしまい疲労やストレスをさらに蓄積してしまいます。
歯の食いしばりは意識的に歯を離すことでその癖を緩和できますが、寝ている時となると厄介です。
そんな睡眠中の歯ぎしりの緩和に効果があった精油の報告があります。

睡眠時に活用すべき精油とは

歯ぎしりを緩和したアロマはラベンダー精油です。
やっぱり睡眠にはラベンダーなんですかね(笑)。
研究内容は次の通り。

歯ぎしりをする男女を対象に睡眠中30分おきに10分間ディヒューザーで散布するというもの。
その結果、歯ぎしりの回数に減少が見られたというのです。
さらに、入眠までの時間も短縮されたとのことです。

※出典:大川 穣,他 (2019) 嗅覚刺激による睡眠時ブラキシズムの抑制. J.Jpn. Soc. Stomatognath. Funct. 25:87-101.

この研究報告からラベンダー精油は睡眠の質向上の可能性が示されました。

おわりに

リラックスや睡眠にはラベンダー精油と広く知られていますが、やっぱり活用すべき精油の一つだと思います。というのも安価だということも重要です。どれだけ効果が高いとされる精油でも高価なものだと日常的に活用することが容易ではありません。
その点、ラベンダーは品種やランクにもよりますが、安価でどこでも手に入る精油です。
睡眠や歯ぎしりにお悩みの人は生活にラベンダーの香りを取り入れてみてはいかがでしょうか。
それでは。

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