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自分だからこその伝え方

お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。

話しの聴き方や伝え方について尋ねられることがあります。
今回は伝え方について記事にしたいと思います。

伝えるとは

今回は、一般的に「キレイな文章」であったり「論理的にわかりやすい」というような伝え方を記載したいのではありません。
試験やビジネスマナーとしては「キレイにわかりやすい」というのが大切で、それが正解とされてきたと思います。
伝えるためには、最低限のわかりやすさも必要です。
ですが、伝えるのは言葉だけでなく意思を伝えることが大切だと考えています。

キレイに伝えることができても、そこに意思が無ければただの事務連絡のような印象になると思いませんか。

自分だから言える言葉がある

キレイに伝えるだけなら、そのコミュニティで良く使われる言葉を使い、ビジネスマナー本に書いてあるような表現を上手く活用すればそれなりのコミュニケーションができると思います。
ですがそれは、自分の本当の想いや意思が伝わっているかどうかは定かではありません。
例えば、自分が子供に勉強をするように伝えたいとき、どのように言葉をかけますか?

「勉強をしなさい。」
「勉強したら○○をしてあげるよ。」
「勉強しないと将来苦労するよ。」
etc…。

上記のような声掛けで自分の意図が伝わるでしょうか。

なぜ自分は子供に勉強をしてもらいたいのでしょうか。
勉強をすることで子供にどうなったもらいたいのでしょうか。
勉強をしてきた、あるいは勉強をしてこなかった自分はどんな経験をしたのでしょうか。
自分が生きてきた中で勉強をすることが良いと思える理由は何だったのでしょうか。

自分の人生で勉強について、何を思いどんな感情があって、今勉強をするように伝えたいのか。
それは自分にしか言えない出来事や体験があって、その時の思考や気持ちがあるはずです
さらにそれは、不思議なもので言葉に乗るように思います。
表情なのか声色なのか、分かりませんが伝わる気がします。これを言霊と呼ぶのかもしれませんが。

おわりに

キレイな表現や言葉は重要ではありません。汚くて、ダサくて、不格好な言葉でも自分だから言える言い回しや表現があるはずで、それは生きた言葉になります。そしてそれは、自身の人生の経験が言葉に乗るはずです。本当に伝えたい想いや意思は改めて考えてみてください。言葉選びが変わるかもしれません。それでは。

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