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「時間がない」という人へ(研究紹介)

お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。

今日は自分のためではなく他人のために時間を使うとメンタル面が向上したという研究結果の紹介です。

「時間がない」と感じている状態は判断ミスや不健康な選択を促進する恐れがあることがわかっており、改善するために行われた海外の研究の一つです。

参加者数名に思いがけず「自由な時間」を与え、
そのうち一方のグループには「好きなように過ごす」よう指示を。
そしてもう一方のグループには「その時間を誰かの手助けに使う」よう指示をしました。

自由時間が終わったあと、参加者に次の二つの質問をしました。

「今すぐ自由に使える時間がどれくらいありますか。」
「いつもどれくらい時間がないと感じていますか。」


結果は「手助けに時間を使った人」のほうが「自分の好きなように過ごした人」よりも「時間がない」という感覚が和らいでいたそうです。

また、アンケート調査によると、「能力がある」、「仕事ができる」、「人の役に立てる」などの項目も高く評価できるようになっていたそうです。
これは自己肯定感が向上する傾向にあったように思います。

実際、彼らを取り巻く環境や、仕事量に変化はありません。
しかし、人の役に立てるという自信がついたことで受け止め方が変わり、少ない時間でも時間があるように感じるようになったというのです。

自分のために時間を使ったほうが良いと考えますが、誰かの役に立ち、感謝をされた方が自己肯定感や自信が向上し、少ない時間でもこなせる自信がつき生産性があがるということなんだとか。

研究者の結論によると「時間がないと焦っている時ほど、惜しまず誰かの手助けをした方がよい。」だったそうです。

忙しいビジネスパーソンには是非試してほしい研究結果でした。
それでは。

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