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呼称の闇

お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。

今回はタイトルの通り少しコアな内容になります。
最近はひと昔前と比べてメンタルヘルスへの関心が高まっており、非常にうれしく思っています。
同時に、理解されたが故に呼称が一人歩きしてしまっているようにも感じます。

例えば、HSP、HSS、アダルトチルドレン、エンパス、発達障害(ADHD、アスペルガーなど)、etc…

という言葉を耳にした人は多いのではないでしょうか。
このような呼称の特徴や対処法を知ることで救われたと感じる人もいると思います。

しかし、一方で、「あの人、発達障害だから・・・。」、「自分はHSPだから・・・。」といったように自分で決めつけてしまっている人もいるように感じます。

比較するとわかると思いますが、うつ病の初期症状にも見れられる特徴が多くあります。
自分のことであっても決めつけてしまうのは良くないと思います。診断していいのは医師だけですし。


例えば、お互いにHSPだということで意気投合したとしても、話しているうちに同じ状況でも相手より自分の方が辛く感じる傾向があったとします。
そんなとき、相手に対して「その程度でHSPと言わないでほしい」、「自分の方が生きづらいのにわかったように接してほしくない」といった気持ちになってしまうことがあります。逆に相手からそのように思われている場合もあるかもしれません。

そもそも医師に診断されたとしても個人差はあるものです。わかってくれる仲間と出会えたことにうれしく思うのは当然ですが、同一視は禁物です。

また、他者を発達障害などと決めつけて評価するのは特に良くないと感じます。
組織内で評価が周知されて扱われ方が変わってしまうということもあります。

自分でも他者でも呼称で決めつけるのではなく、そうした呼称の「ある面」が出ているだけかもしれません。
どういった時にその面は出ることが多いのでしょうか。
時期によって出方も違うかもしれませんし、メンタルに負担がかかって疲れているのかもしれません。

そのためにも、自分をじっくり振り返ったり、相手をじっくり視ることが重要です。
日常生活で自分を振り返る時間はとれていますか。

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