お疲れ様です。お立ち寄りありがとうございます。
自分がどういう人間か知れば知るほどコミュニケーションが上手くなると言われることがありますが、
僕もこれには賛同します。
職業柄、企業や行政機関で所属長面談をさせてもらうことがありますが、色々な人と関わって部下とコミュニケーションをとるのが上手な人やマネジメントに長けている人はやっぱり自己理解がしっかりできている人が多いと実感しました。
今回はそんな実経験に基づく自分なりの考えを記載したいと思います。
所属長や管理職の方は部下のマネジメントを必要とされるので、部下にアドバイスをすることが多いと思います。
コミュニケーションが上手くいっていない場合は、アドバイスも自分が上手くいった体験をそのままトレースしていることがあります。
そもそも、「こうしたら上手くいくよ」というアドバイスはいくら相手のためだとしても、「あなたのやり方はダメだ」と言っているように捉えられかねません。
一方、自己理解が出来ている人、すなわち、「自分はこういう人間だと理解している人」は「自分は人とこんな部分で違う」と自他の区別がしっかりできていることが多いのです。
そうすると、コミュニケーションの仕方も変わってきます。
自他の区別が出来ていると、自分と人は違うので、自分のやり方や教訓を押し付けるのではなく、まず相手を理解しようとすることから始めます。
その上で、その人の考えや価値観に合ったやり方を考えるといったコミュニケーションやマネジメントをしていることが多いのです。
こうした場合は相手を尊重したコミュニケーションとなり円滑に回っているケースが多いように感じます。
これはあくまで僕の経験談と自分なりに分析した結果なので、すべてに当てはまるかは定かではありません。
ですが、少なくとも相手を理解しようとする姿勢はコミュニケーションにとってすごく重要だと感じました。
まずは自分がどういう人間でどういったところが人と違うのか理解できると、自然と相手を理解するコミュニケーションとなるように思います。
日常の中で自分と向き合う時間も少し作ってみてはいかがでしょうか。それでは!
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